- シャフト
穴あきシャフト
穴形状は、部品の連結や回り止め、位置決めに多く使われています。また、穴をあけることで軽量化や通気性、防音効果などの効果も得られます。
穴は、切削または放電によって加工されることが多い形状です。当社では、切削を中心とした穴加工をしております。
特徴
形状:袋穴・貫通穴への対応可能です。
・寸法
穴径:φ0.125~
深さ:アスペクト比 10
・精度
穴径:0.006mm
同軸度:0.005mm
深さ:0.06mm
部品の連結や回り止め、位置決め用途に穴形状は適しています。
切削や放電で加工されることが多い形状ですが、当社では切削を中心に加工しております。
熱処理後に硬くなった材質に対しても、ハードターニングが可能です。
少量品では放電加工にも対応しております。
採用例
モビリティ分野では、部品連結機能+真直度に優れた特徴を認めていただき、モビリティの心臓部分とも言える燃料系の重要部品にご採用いただいております。
医療分野でも、部品連結機能+真直度に優れた特徴を認めていただき、手術機械にご採用頂いております。
TNKが選ばれる理由
真直度に優れたシャフトへの加工が可能
TNKでは、センタレス研削の技術を活かして、真直度に優れたシャフトの加工を得意としております。
併せて、穴形状を加工することが可能です。これにより、部品の連結や回り止め、位置決め機能という付加価値を持った真直度に優れたシャフトの加工が可能です。
幅広い対応材質
TNKでは、オーステナイト系ステンレス・マルテンサイト系ステンレスの他にも、鉄系材料や軸受鋼といった幅広い材質への加工が可能です。耐食性や磁性等、材質ごとに性質が異なります。TNKでは、用途に合う材質の提案をさせていただいております。
選定時の注意点
アスペクト比によって相談が必要
TNKの穴加工は切削での対応が主となり、対応可能な穴径と穴深さに制限があります。
穴径に対して、10倍の穴深さを一つの目安とお考え下さい。
ご希望の穴径・穴深さによって、ご相談させていただく場合があります。
TNKでは、加工のスペシャリストがお客様の設計に最大限に応える工法設定をしております。
お困りごとがありましたらお気軽にお問い合わせください。
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